去る、7月12日(日)に上田城址公園体育館(長野県上田市)において第35回長野県居合道大会が開催され、団体の部で(公財)飯田市体育協会 剣道部の慈恩館チーム(先鋒:清水勇、中堅:山﨑礼真、大将:田見龍)が優勝に輝きました。また、個人の部では初段の部で清水勇選手が3位、四段の部で田見龍選手が3位に入賞しました。
かつて慈恩館居合道部は同大会の第1回大会から第12回大会まで6連覇を含む9回の団体の部優勝を果たすという輝かしい実績があり、長野県居合道界の頂点として活躍していましたが、その後は部員数の減少や他地区のレベルアップなどにより低迷が続いておりました。近年、部員数の増加や大学の居合道部で活躍した部員の入会もあり、昨年の第34回大会では団体の部2位に入賞し、今年こそは優勝を合言葉に、居合道部員一丸となって稽古に取り組んだ結果、今回16年ぶりに念願の優勝を果たすことができました。
居合道は日本精神の象徴ともいうべき日本刀の扱いと静・動・機に応じて身体の動きを修練し、心身を練磨する道であり、若い人から高齢者まで年齢に関係なくでき、体育としても優れています。
慈恩館居合道部では毎週水・金曜日19:30~21:30に飯田武道館(飯田市高羽町、飯田東中学校グランド横)2階剣道場で稽古を行なっています。興味のある方は是非一度見学にお越しください。

飯田地区剣道連盟 居合道部 西尾・篠田